koohiiko77の日記

感じたこと、伝えたいことを書いていきます。

言葉を取り出して可視化する、ということ

企画をつくる時や、プレゼンを発表する時、自分の頭の中のモヤっとした「思い」を言葉にする必要がある。そして頭の中の思いを、形を崩さずに取り出すのにはかなり神経を使う。なぜならその作業をはじめると、自分がこう!と思っていた「思い」ではない、実はこう!だった「思い」がでてくるからだ。

 

とにかく自分の「思い」を明確にしたい時は、紙に書き出してみる。もしくはパソコンのメモ機能の所にカタカタと文字を打つ。

 

自分が好みの男性はどんな人なのか、明確にしたくなると私はiphoneのメモアプリにどんな人が好きか、特徴を打ち込みはじめる。この作業はとても楽しく、2週間に1回くらいのペースで私は好きな男性の特徴を打つ。

 

今はこんな男性が私の好みらしい。

 

①:生理的に受け入れられる人

②:意味のない冗談の趣味が合い、明るく言い合える人

③:真面目な人(おそらく一人で淡々と作業ができる人、という意味で「真面目」という言葉を使っている)

 

この好きな男性を打ち込むところの良い所は、これに該当する男の人に出会った時にすぐにピンとくるところだ。あ、この人私が好きな男性のタイプだと、すぐに分かる(そこから付き合えるかどうかはまた別なんですけどね。)。

 

頭の中の「思い」は、自分が想像していた形と違うことがほとんどだ。だからもっと外に書き出して、自分の「思い」を表現するのに適切な言葉を探す時間をつくった方がいい。紙に書き出すときにもモヤモヤする。自分の使っている言葉が、本当に自分の「思い」を表現するのに適切なのかどうか、分からないからだ。けれど試行錯誤を繰り返さないと、自分の「思い」の表現は上達しない。そのことには気付いている。

 

表現というのは、美しい言葉を使うことではなくて、その「思い」を可視化する上で適切な言葉を選ぶこと。

 

すべては自分の「思い」からはじまって、その「思い」を適切な言葉で表現することが次の作業。この作業をサボると私から出てくるアウトプットはガタガタになる。雑で意志のない、検討外れのものが出てくるのだ。言葉を舐めてはいけない。

 

砂の中から繊細な貝を取り出すように、自分の「思い」に敏感になり、適切な言葉で表現をしていきたい。