koohiiko77の日記

感じたこと、伝えたいことを書いていきます。

良い質問の仕方を考える

起業した知人から、「企業支援を得るためにコンペに応募をするから、アイディアを考えて。」と連絡が来た。

 

質問がざっくりしすぎていると感じるのは、私だけだろうか。

 

まず、自分が起業した会社をアピールするためのアイディアを、他者に委ねていいのか。そこから私は理解できず、思考停止する。この人は何がしたくて、起業したのだろう。

 

そしてアイディアってなんだ。何に対してのアイディアを求めているのか、全く分からない。

 

頭の中のクエスチョンマークの発生が止まらないので、私はこう返信した。

 

①:応募をするにあたって何に対して悩んでいるのか、考えあぐねているのか教えてください

 

②:今考えているアイディアは何ですか?

 

そして返信がない。何だかもう、何がしたいんですか。

 

おそらくこの質問をした相手の意図が掴めないから、私は戸惑っている。質問が大ざっぱすぎて、相手が何を知りたくて連絡したのか分からない。そして「何を」知りたいのか分からない質問に、答えることはできない。

 

相手がすぐに答えられる適切な質問はどう作ればいいのか

 

まあとっても良い機会なので考えたい。考える材料にしましょう。

 

仮説1:相手から自分が「何の」情報をインプットしたいか考える

 

仮説1を踏まえると、まずその情報を知っているであろう人間にしか質問はしない。なので仮説1を考えることによってミスマッチングを防ぐことはできる。しかし仮説1に至る前に、質問の根底となるものを考える必要がある。

 

仮説2:自分が今「何を」知りたいのか考え、その「何を」を基に質問を作成する

 

これである。この「何を」の部分を明確にすることがとても大切である。明確にすることでその「何を」は他者にしか答えられないのか、それともインターネットで検索すれば見つかるのものなのか、情報収集の場所の切り分けができる。

 

自分が「何を」知りたいのか把握していない人からの質問は、答える側も「何を」答えたらいいのか分からない。なので結果として適切な回答を出すことはできない。

 

質問するのなら「何が」知りたいのか具体的に教えてください。そしてその質問をする相手がその人で適切なのか、一回考えてみてくださいな。

 

もちろん質問にはできる限り答えたいが、「何を」知りたいのか分からない起業した知人の質問に、即答できる能力は残念ですが私にはなかったよ。