koohiiko77の日記

感じたこと、伝えたいことを書いていきます。

相手への負担にならずに気持ちを伝えること

「思ったことは言わなければ分からないよ。」

 

こう言われて相手に責められた、もしくは怒られた経験はないだろうか。私はある。よくある。

 

そして反省を生かし今まで伝えるのを遠慮していたことを伝えても、すべてが上手くいくわけではない。なぜなら私が伝えるのを躊躇っていたことは、相手にとって不都合なことだからだ。

 

例えば相手は私に仕事を任せたいのに、私は忙しくて請け負うことができない。忙しい、という相手にとっての不都合を伝えると、もちろん向こうが喜ぶはずもなく、なんとなく気まずくなってしまう。素直に断るということは、この気まずさを受け入れることなのだ。

 

自分にとって不都合な相手の都合を、私はどこまでなら受け入れられるだろうか。

 

けれど自分に置き換えてみても、やはり忙しい時は素直に忙しいと言ってほしい。遠慮されている方が悲しくなってしまう。遠慮せずに言ってくれれば、次にどうその人と関わればいいのか、こちらも対策をうつことができるから。

 

相手にとって、不都合な面を持っている自分を見せる努力をしなければいけない。不都合があるということを知ってもらわなければ、コミュニケーションを深めることはできない。

 

相手にとっての自分の不都合を伝える勇気と不安を持ちながら、声に出して伝える努力を積み重ねていく。積み重ねていくことでしか慣れることはできない。