フリーランスが値段交渉するときに気をつけること2つ
単価上がらないかな・・・。とぽけーっと願っていても上がらないことに最近気づきました。単価って、自分が「上げるぞ!」って気合いがないと基本的に上がらないです。
単価交渉をしてお金を多く得ようとすることは、自分が相手のために働いた労力を考慮すると全く悪いことではありません。単価交渉は良くないこと、というバイアスがかかると、成功するポジティブな単価交渉はできないです。この思い込みは取っ払った方がいいです。
ちょっと逸れますが今日「ココナラ」で依頼していたデザインが届きました。そしてしみじみ思いました。「お金を払っているからって、こっち(払っている側)が偉いわけじゃない。」顔の見えない人から良いデザインを貰い、嬉しかったんです。
そして私に使っていただいた労力への感謝の気持ちは、お金であらわすことができる。もちろん言葉なども有効ですが、相手が自由に使い道を決められるお金はもっと嬉しいはずです。
私が実際にクライアントさんとの値段交渉での成功・失敗経験を紹介します。
①:仕事の成果を上げていないうちから単価交渉の話をする
これはやらかしたな、とやったあとに痛感し恥ずかしくなりました。以前に単価と仕事内容が全く見合っていない仕事をした経験から、焦ってタイミングを間違えたのです。
仕事を始める前の見積もりで単価交渉の話を出すのはとても大切です。しかしそれはあくまでも、すでにクライアントさんが私の仕事に信頼がある時の話です。
単価交渉が成功するのは、私へのスキル・もしくはクライアントさんとの人間関係など、どこかしらに信頼が生まれている時です。自分に信頼がないと分かっているうちからの単価交渉は得策ではないです。
クライアントさんと信頼関係は生まれているか、それを常にチェックして切り出すタイミングを決めてください。
②:クライアントさんが求めているものに100%以上応える努力をする
正当に単価を上げる方法はこれです。求められているものの100%以上のものを提供し、そこで信頼を勝ち取った方がいいです。単価アップという明確に欲しいものがあるならば、自分がそれを得るために何をあげればいいのか想像して提供しましょう。
自分があげたいものではなく、相手が欲しがっているものというのが重要です。欲しがっているものでなければ、自分が労力を使ってあげても相手はあまり嬉しくないからです。相手が欲しがっているものは何か、それを常に考え想像し研究しましょう。
私の単価交渉の研究はまだまだつづくので、随時更新します。