koohiiko77の日記

感じたこと、伝えたいことを書いていきます。

「生産性」をどう、私たちの生活に取りこむ?

 こんにちわ、珈琲子です。寒いです、冬ですね。冬は毎年自分のコートと中の服のバランスが変じゃないか、外出するといつも気になっちゃいます。さて本題ですね。

 

発売したばかりの本を 読みました。伊賀泰代さんの「生産性」。同じ著書の「採用基準」も以前に読みました。二冊とも、ターゲットとなっている方は働いている方、それもホワイトカラー、オフィスワークをしている方が主かと思います。けれどそうでない方(私含む)も、生活に取り入れられる、私達の生活の「生産性」を上げる方法が書かれています。

 

 ①自分の生活の中で、無駄な動きを探すため時間をはかる

 著者は本の中で、資料作成等にかかった時間をはかるよう新入社員の方にアドヴァイスしています。時間を可視化するのです。

 これを生活に応用し、夕食を作る時にかかった時間、1日の中でインターネットを見ている時間、テレビを見ている時間等自分の過ごす時間を一度はかってみると、自分がどこに時間を割いているのかが分かります。そしてそこから、自分が本当はどこに時間を割きたいのか考えるのです。そしてどの時間が自分にとって無駄(ここでいう無駄とは、自分が本来望んでいなかった時間の過ごし方です。)なのか確認し、10分、15分でも削ることです。そしてその削った時間を、自分の望む使い方に充てるのです。

 

②トップパフォーマーの潜在力を引き出す

 著者は、明らかに力の違う優秀な人を早くに昇進等させ、成長しやすい環境に配置することを推奨しています。

 私がこの件を読んだ時に思い浮かんだのは、「トップパフォーマーではない大多数の人」のことです。同じ仕事を同じタイミングで始めた人が何人かいても、1人圧倒的に能力の高い人間がいる状況は度々あります。その瞬間に居合わせた、トップパフォーマーではない私には何ができるのか?

 トップパフォーマーがどのように仕事をしているのか学びながら、自分の成長に生かすことです。

 人は持って生まれた能力、与えられた環境がそれぞれ違うので、平等はありえません。そして自分より優秀な人間に出会う機会は頻繁にあります。

 大切なのは、その時に自分と比較するのではなく、相手がどのような方法で課題と向き合っているのか、「研究」する目を持つことだと思います。なぜ成功したのか、直接訊ねる勇気が一番重要なのだと思います。

 そしてトップパフォーマーの人はどんどん成長していくべきです。なぜならトップパフォーマーの背中を見て、後を追う、成長を願う人が沢山でてくるから。トップパフォーマーは他の人に夢を与えていると思います。

 

 ③すぐに決断する、目的を明確にする

   何か物事を決める時の考える時間を省略する。著者は目的が明確ではない会議に対して、着地点を明確にするため目的を書いた方が良いと、書かれていました。意味のない時間、目的が明確ではない時間を減らすということですね。

 確かに、思い返すと実行するかしないか考える時間、行動を起こすまでの時間というのは長い気がします。実際のところ、実行して失うものなんてほとんど無いのに、悩むことに時間を費やすことが私も多々あります。

最近 、私は意味のない悩んでいる時間を減らすために、(ヨガスクールにこれから行くか行かないか、気になっている本を今買うか買わないか等)悩みそうになったらこう考えます。「二年後の自分が今の自分を見たら、どっちを選ぶ?」こう問いかけると、大体すぐに行動する方を選び、悩むことが終わります。(なんで二年後なんだろう?)多分この問いかけで、自分の状況を客観的に見つめられるようになるのだと思います。

 

 生活している全てのものに、目的を持たせているわけではないけれど、自分がやりたいと願っているものを実行するためにも、私達の生活の「生産性」を上げる必要があるんだな、と気付きました。「生産性」を上げるということは、「自分の時間を大切にする」ということと同じ意味です。大切なことに、自分の時間を使いたいと思います。

 

                                                                      終わり。